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190 名前:桐乃くん話を書いてみた【SS】[sage] 投稿日:2011/09/23(金) 01 28 39.55 ID A2fn8LXDO 巨乳眼鏡っ娘に、「桐乃くん」話を書けばおっぱい揉ませてくれると誘惑されて、つい乗ってしまった…… 「京、なんでアンタあたしの弟として生まれてこなかったんだよ」 突然桐乃が聞いてきた 「そんなこと言われてもなあ」 「はあー、まったく京ったらダメダメ。もし弟だったらさぁ、 『お兄ちゃん、一緒に学校いこう』とか、『お兄ちゃん、疲れたー、ね、おんぶして』とか うわ、チョー可愛いんだけど。やっぱ弟サイコー!」 タコのぬいぐるみをバンバン叩きながら興奮しまくる桐乃 「…桐乃の弟として生まれてこなくて正解だった」 「つまんねーの」 「はいはい」 「…だったらさあ」 「だったら??」 「俺と京とで、男の子作っちゃわね?」 「冗談は桐乃の料理と言う名の×××だけでたくさん」 「ここで料理の話をすんな! だいたい……冗談じゃねえよ」 「冗談に決まってる!」 「俺、京のことが、好きなんだよ」 ボソっとつぶやく桐乃、確かに冗談じゃないかも。てことは、マズイ…… 「分かった分かった、じゃあこの話はいずれまた」 慌てて逃げようとしたのだったが、桐乃の強い腕で止められてしまった。 「俺は、本気で京のことが、好きなんだよ」 ヤバイ、桐乃の眼がマジすぎる 「京と一緒にいるだけで、十分幸せなんだとこれまで自分に言い聞かせ続けてきた。 でも、もうダメだよ。我慢できないんだ。京を俺のものにしたくてたまらないんだよ!」 「落ち着け、桐乃。きょうだい同士で何言ってんだか分からんぞ」 「分かってるだろ、京。嘘つくなよ!」 桐乃の鋭い突っ込みに、はっと胸を突かれる思いがした。 確かに……最近になって桐乃のことを、きょうだい以上の存在として見てしまうようになってたのは事実だ それを桐乃には見透かされてたのかもしれない 他者から見たらおかしいのかもしれないが、桐乃のことが可愛くてたまらなくなってたのは事実だが、だけど……… 「京、お前は今日から俺の嫁だからな」 「え、何、ちょ………」 桐乃に、唇を奪われてしまった それから短い時間にいろいろあった…… 襲い掛かる桐乃のリヴァイアサンに、私は、為す術がなかった ……こうして高坂京子は、桐乃の嫁になった…… ※※※ 「待ってください、『京子』って何ですか???」 「やはり異性愛と同性愛の間には越えられない厚い壁があるんですよ」 「何を言ってるんですか!桐乃くんのリヴァイアサンなら高坂先輩の壁だろうがナニだろうが突き抜けるに決まってます!!!」 せなちーはその後も説得の為にガチホモの良さを語りまくり、 俺は『お巡りさん、こっちです』と助けを呼びたくてたまらなかったが なんとかせなちーは諦めてくれて、俺は解放されたのだった …まあ、おっぱい揉めたとしても直後に浩平に○されるのがオチだろうからな… やれやれと思った俺の前に、今度は黒髪の美少女が立ちふさがった 「ちょっと、裏山まで来てもらえませんか?」 最後に一言、みんなも魔眼遣いと天使にはくれぐれも気をつけて。では、さようなら…… -------------
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696 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/18(土) 23 42 29 ID 8mNjOq+q0 諸君 私は桐乃が好きだ 諸君 私は桐乃が大好きだ 兄貴を嫌いなそぶりの桐乃が好きだ 羞恥のあまり暴力に訴える桐乃が好きだ エロゲーが大好きな桐乃が好きだ 友達思いな桐乃が好きだ 兄貴に感謝する桐乃が好きだ 隠れ努力家な桐乃が好きだ 兄貴の事を話したくて仕方が無い桐乃が好きだ 兄貴のパンツをくんかする桐乃が好きだ 兄貴が大好きな桐乃が大好きだ 自宅で 学校で 通学路で 秋葉原で 公園で メルルコス会場で ビッグサイトで アメリカで 兄貴の部屋で 自分の部屋で この地上で行われるありとあらゆる桐乃の行動が大好きだ パンツを見られた桐乃の平手打ちが轟音と共に兄貴を吹き飛ばすのが好きだ 空中高く放り上げられた兄貴が追撃でばらばらになった時など心がおどる 桐乃の操るエロゲーの妹達が兄貴を撃破するのが好きだ 悲鳴を上げて萌えさかるエロゲーから逃げ出してきた兄貴を新たな妹ゲーでなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった デザインをそろえた桐乃のデコリが沙織のガンプラを蹂躙するのが好きだ るんるん状態の桐乃が既に息絶えた沙織を何度も何度も地の底に叩き込む様など感動すら覚える 中二主義の黒猫をリアル評価上に吊るし上げていく様などはもうたまらない 泣き叫ぶワナビが桐乃の振り下ろした嘲弄とともに金切り声を上げてケータイ小説にばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ 哀れな麻奈美が雑多な気遣いで健気にも立ち上がってきたのを桐乃の腕組みが理性ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える ヤンデレのあやせに滅茶苦茶にされるのが好きだ 必死に守るはずだったエロ同人が蹂躙されメルルがけなされ見下されていく様はとてもとても悲しいものだ PTAの感情論に押し潰されて殲滅されるのが好きだ 青少年健全育成条例に追いまわされ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ 諸君 私は桐乃を地獄の様に桐乃を望んでいる 諸君 私に付き従う大隊戦友諸君 君達は一体何を望んでいる? 更なる桐乃を望むか? 情け容赦のないクンカーな桐乃を望むか? 暴虐の限りを尽くし兄を罵倒する天使の様な桐乃を望むか? -------------
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392 名前:【SS】桐乃留学中「あやせ視点」1/3[sage] 投稿日:2011/03/03(木) 01 14 33.48 ID 9G6uTGZh0 [1/3] アニメ12話TRUE ROUTE~原作6巻第1章迄を、あやせ視点で書いてみました。 原作のネタバレを含むので、アニメしか見てない方はご注意を。 『桐乃、なんか様子おかしくなかったか?』 昨日お兄さんが変なこと言うから、いつもより早く来ちゃった。お兄さんの言葉を思い出しながら桐乃の家に向かう。 いつものように授業受けていたし、おしゃべりしたりお弁当食べたり。特に変わったところとか無かったよね? なんてことを考えていたら、桐乃の家の前にお兄さんがいるのが見えた。 「おはようございます。お兄さん。珍しいですね、こんな時間に外にいるなんて。」 「…あやせ。おまえが今日ここに来るってことは、桐乃から何も聞いていないんだな?」 「なんのことです?それより桐乃いますか?」 「桐乃ならいねーぞ。」 「え?もう学校行っちゃったんですか?」 「…いや、あいつは今ごろ成田空港に向かってるはずだ。」 「何をわけのわからないことを言ってるんですか?」 「あいつはおまえにも俺にも何も言わずに、アメリカ留学を決めちまったらしい。」 「…どういう…こと…ですか…?私…桐乃から何も聞いていませんよ?」 「俺だって何も聞いてねえよ。ついさっき親父とおふくろから聞いたばっかだ。」 「…嘘、嘘、嘘っ!!桐乃が私に黙って行っちゃうなんて、ありえません!」 「あやせ…。気持ちはわかるが、そういうことだ。」 「…………。」 私はフラフラと学校の方へ向かって歩き出す。 あの嘘つきお兄さんの言うことだから冗談に決まってる…。 教室に入ればいつもの笑顔で『おはよう。あやせ。』って言ってくれるはず…。 そんな期待は無惨にも打ち砕かれた。 「高坂のことだが、今日からロサンゼルスにスポーツ留学することになった。おそらくみんなは何も聞いていないだろう。 本人の強い希望で、誰にも言わないでくれと言われててな…。だが、一年間だけの短期留学だ。 またすぐに会えるし、高坂もいろいろ悩んでのことだろうから責めないでやってくれ。」 教室はざわめいているようだったが、私にはよく聞こえなかった。 先生の言うことも途中からあまり覚えていない。 頭の中は真っ白だった。 私は毎日泣いた。さすがに人前では泣くことは無かったが、一人になると桐乃のことを思い出して泣いてしまう。 そんな日々が一週間ほど続いた。それでも撮影の日はやって来る。 今日は何回NG出しただろう?モデルを始めたころ、桐乃に言われた 『どんな時にも胸を張って、笑顔』という言葉だけを支えになんとか持ちこたえていたが、それももう限界だった。 …モデル、やめちゃおう…かな…。 393 名前:【SS】桐乃留学中「あやせ視点」2/3[sage] 投稿日:2011/03/03(木) 01 15 19.69 ID 9G6uTGZh0 [2/3] 休憩に入りベンチでうつむいている私に加奈子が話しかけてきた。 最近私と同じ事務所に入り、今日は現場が一緒なった。 本当は私が撮影経験の少ない加奈子にいろいろアドバイスしてあげなきゃいけないのにね…。 桐乃が私にしてくれたように。あ…。また桐乃のこと考えたら涙が……。そんな私に加奈子は、 「桐乃、黙ってアメリカ行っちゃうなんて、薄情な奴だよな~」 「…………。」 いつもなら首を締め上げるところだけど、今の私にはそんな気力も無い。 「でもよ~、あやせもつらいと思うけどさ…、桐乃はもっとつらいんじゃね?」 私はハッと顔を上げた。加奈子の言う通りだ。 一人きりでアメリカへ行った桐乃。不安じゃないわけがない。 私以上に寂しい思いをしてるに決まってる。それでもきっと頑張ってるはず…。 「…ごめんね加奈子。このままじゃ…いけないよね。 よし!私、決めた。桐乃が帰って来るまでもう泣かない。だから…、加奈子も泣かないで!」 「うっ…ううっ…ひっく…ぐすっ」 私はそっと加奈子を抱きしめた。 そうだよね。加奈子だって寂しかったんだ。私は一人じゃなかった。桐乃のことを大切に想っている仲間がいるんだ。 いつまでもクヨクヨしていられない。私は桐乃のために何かできることはないだろうか…。 「あっ。そうだ加奈子。ちょっとお願いがあるんだけど。」 私と加奈子は事務所の社長にお願いをしに行った。 前に桐乃がインフルエンザで倒れた時と同じく、桐乃の仕事の穴を埋めたいと。 桐乃が帰ってきた時にいつでも復帰できるように。いつもの居場所に戻れるように。 それからの毎日は多忙を極めた。けれど仕事に追われていると、桐乃がいない寂しさを紛らわすことができた。 もちろん、桐乃のことを忘れるためなんかじゃない。むしろ毎日桐乃のことを考えている。 桐乃の居場所を護るための忙しさは、私の心の支えになっていた。 桐乃から連絡が無いまま三ヶ月が過ぎたある日、 麻奈実お姉さんの携帯を借りてお兄さんが電話してきた。 「ちょっと、おまえに聞きたいことがあってさ。」 「聞きたいこと?」 「おう。妹のこと―なんだけどさ。」 「桐乃の……こと、ですか。」 「ああ。あれから―おまえんとこに桐乃から連絡とか入ってるか?」 「……ないです。あれから一度も……。私からは、何度もメールしてるんですけど……。ぜんぜん返事……こなく、て。」 泣かないと決めていたのに、久しぶりの桐乃の話題に涙が込み上げてくる。 「お兄さん……私……桐乃に、嫌われちゃったんですかね……。」 「んなわけねーだろ!」 394 名前:【SS】桐乃留学中「あやせ視点」3/3[sage] 投稿日:2011/03/03(木) 01 15 30.67 ID 9G6uTGZh0 [3/3] 突然声を荒げるお兄さんに、何か既視感を覚えた。前にもこんなことあったな……。 そうだ。桐乃の趣味のことで喧嘩して、私が涙声で 『その趣味って私よりも大切なものなの?』 『そんなわけないでしょ!』と、桐乃に怒鳴られたあの時だ。 「……あいつがおまえと喧嘩しちまって、どんだけ辛そうにしていたのか……。俺はよく知ってるよ。そんなあいつが、 おまえのこと嫌いになるわけがない。つかさ、そんなの、俺なんかが言わなくたって……おまえが一番分かってることだろが。」 「……そう、ですよね……。ごめんなさい。」 「いや、こっちこそ、悪かった……怒鳴っちまって。」 自分のことじゃないのに、こんなに必死で…、一生懸命で…。まったく…この二人は本当に似たもの兄妹なんだから…。 「お兄さん?あの、桐乃が、どうかしたんですか?もしかして、事故、とか―」 「いや、何にもないよ、安心しろ。」 嘘。お姉さんの携帯借りてまで私に連絡してくるなんて、何もないわけがない。 事故とかでないにしろ、桐乃からなんらかのメッセージがあったのかも……。 でもお兄さんは私に心配かけまいとして、きっと嘘をついている。 なんだかんだ言っても、この人はとても優しい…。きっと桐乃もお兄さんのこういうところが大好きなんだろうな…。クスッ。 そこで私はこんなことを口にする。 「桐乃が連絡してくることがあるとしたら……きっとお兄さんのところだと思うんです。 …………その時は、どうか、桐乃の力になってあげてください。」と。 心の底からそう思った。 「……分かった。」 そして通話を終えると私は一人つぶやく。 まかせましたよ。お兄さん。 それから数日後、桐乃から携帯に着信があった。 授業中で出られなかったが、留守電に謝罪と、明日帰るという旨のメッセージが残されていた。 折り返しすぐに電話したのだが、出てもらえなかった。急な帰国で手続きなどが忙しいんだろう。 私も留守電に、桐乃が成田空港に到着する日時は仕事で行けそうにないことと、 桐乃が家に戻ってきたら、都合がつき次第すぐに会いに行くよ。というメッセージを入れておいた。 ……久しぶりに聞いたな…、桐乃の声……。思ったより元気そう…。 さすがはお兄さん。一年は帰らないと聞いていた桐乃を説得して、留学途中で連れて帰るなんて私には絶対無理。 きっとあの二人には、私の届かない…深い…深い絆があるのだろう。 あの日、私が気が付かなかった桐乃の異変を感じていたようだし…。 私はお兄さんへの敗北感を覚えながらも、心の中は妙に穏やかだった。 なんだか妬けちゃうな……。でも悔しいから今度桐乃に会う時は、お兄さんの前で、 おもいっきり桐乃に抱きついちゃおうかなっ! ~終~ -------------
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186 :もしも桐乃が○○に目覚めたら「1/2」【SS】:2011/03/07(月) 12 32 31.78 ID DFNl2Tjs0 ふと思いついたのでSS書いてみましたw ある日の夜。俺はまた,いつぞやのように桐乃の部屋に呼び出されているわけだが…… 桐乃の奴,自分から呼んでおきながら一向に話を切り出そうとしねえ。 「なあ,話ってなんだよ」 「う,うん……あのね,せなちーのお兄さんいるじゃん。あんたの友達の」 せなちーのお兄さん……赤城のことか。 「ああ,俺と同じクラスだよ」 「ふーん……で,どんな感じなの?」 なんだこいつ。妙にそわそわしやがって。 「どんな感じって……まあ基本いい奴だよ。妹に頼まれて深夜にホモゲー買いに 行くような重度のシスコンだけどな」 瞬間,桐乃がビクッと反応した。しまった,こいつ瀬菜が大のBL好きだって知らなかったんだっけか。 瀬菜に悪いことしちまったな…… しかし桐乃はさほど気にする様子もなく,上目遣いでさらに尋ねてくる。 「へぇ……それだけ?」 さっきからなんなんだ,こいつ。俺の知り合いの事聞いてくるのすら珍しいってのに, 桐乃に似合わず顔を真っ赤にしてモジモジしている。 こんなのまるで―――――――――――――――――――おいおい,冗談じゃねえぞ。 206 :もしも桐乃が○○に目覚めたら「2/2」【SS】:2011/03/07(月) 18 00 42.88 ID DFNl2Tjs0 186の続きです 「で,でね!今度せなちーとお兄さんも一緒に,4人でご飯食べに行かない?次の日曜とか―――」 「断る」 あんまり聞きたくはないんだが……ここはハッキリさせておかないと気が済まねえ。 「な,なんでよ」 「お前……あいつの事,好きなのか?」 別にこいつが誰を好きになろうと知ったこっちゃないが,あんな救いようのない シスコン変態バカ兄貴に俺の妹をやるわけにはいかねーだろ! しばらく桐乃はきょとんとしていたが,ようやく質問の意味を理解したのか,表情を一変させて怒鳴りつけてきた。 「は,はあ!?なんでそーなんの!そんなワケないでしょ!!だってあたしが好きなのは……」 「好きなのは……なんだよ」 「ッ……,な,なんだっていいでしょ!いいから行こうよ!あたしたちは邪魔しないからさ」 あたしたちは邪魔しないって……何言ってるんだこいつは。 「大体なんでそのメンツで飯食いに行かなきゃなんねーんだよ!」 「はあ!?せっかくせなちーと一緒に二人を会わせる口実作ってやったってのに,何その言いグサ」 さっきから妙に話が噛み合ってない。それになんだ,この寒気は…… 俺の脳裏に巨乳メガネの後輩の姿が浮かぶ。そういやこいつら,あの夏コミ以来仲良くなって, 最近はあやせや黒猫達そっちのけで遊ぶようになってたな。 「ねぇ,ホントに……せなちーのお兄さんの事,何とも思ってないの?」 嫌な予感はますます膨らむ。さっきとはまた別種の,しかも比べ物にならないほど嫌な予感が。 「さっきから気になってたんだが……お前が後ろ手に隠してるのは何だ?」 「!!こ,これは……」 「いいから見せてみろ」 俺は立ち上がって桐乃が隠し持っていた物を取り上げようとする。桐乃は必死に抵抗したが, その拍子にそれは床の上に投げ出されてしまった。 「!!」 嫌な予感は的中した。床に投げ出されたそれは…… いつか赤城が深夜販売に並んで買っていた,ムキムキの男たちが表紙に描かれたゲーム,「ホモゲ部」 桐乃は静かにそれを拾い上げると,こちらを振り向かずに言った。 「ねぇ,こういうの好きでいちゃ……おかしいのかな」 ―完― -------------
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920 :【SS】:2011/06/30(木) 23 47 06.56 ID UJ6KufFh0 「なあ、桐乃」 俺はいつも通りリビングのソファーに寝転がっている妹に声を掛けた。 「あやせって可愛いよな?」 「ブッ!?…あ、あ、あんたっ!な、何言い出すのよっ!?」 「いや、可愛いだろ?」 「そ、そりゃ、あたしから見ても可愛いのは確かだけどっ!」 ん?何興奮してんだよ。 「それに加奈子も可愛いよな」 「はぁ!?あんたロリコン?おかしいんじゃない?」 「いや、可愛いだろ?」 「た、確かに、たくさんファンも出来て、人気もあるけどっ!」 何だよ、その奥歯にモノの挟まったような言い方は。 「ランちゃんも可愛いよな」 「…あんた、あたしの友達をそんな目でみてんのっ!?」 「だって、しょうがねーだろ?おまえの友達って、 そこらのテレビに出てくるアイドルの百倍くらい可愛いじゃねーか」 「そ、そうだけど…」 「だろ?普通の男だったら、ぜってー彼女にしたくなるよな?」 「しっ、知らないっ!バカッ!どっかいけっ!!!」 こうして、俺は家の外に追い出されちまったわけなんだが… でも、その三人より桐乃って可愛いよな。 それこそ百倍以上可愛いよな・・・ なんでそんなに可愛いのか、本人に聞いてみたかったんだけどよ? しかたねー。ラブリーマイエンジェルにでも聞いてみることにするか。 -------------
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212 名前:【SS】[sage] 投稿日:2011/10/09(日) 12 46 43.88 ID EbB4DNIu0 SS桐乃に彼氏が出来た日 「最近の桐乃、楽しそうなのよねえ。なんだか彼氏が出来たみたい」 お袋の言葉を聞いた俺は、氷点下の屋外に放り出されたような感覚がした。 桐乃に彼氏だって。ある訳ねえだろうが! だってさ──あいつは俺の前で彼氏なんて 作らないってこの前言ってたんだぞ。俺だって桐乃の言いつけ通り彼女を作って無いしな。 まあ、俺が彼女を作らないのはもっと深い訳と迷いがあるんだが……。 俺はお袋の言葉を頭の中で咀嚼し、最近の桐乃について思い返してみる。そういや桐乃 の奴、最近俺に何も言ってこないんだよなあ。エロゲーやろうともアキバに出かけようとも 言ってこない。それが今どきの女子中学生で言えば普通なんだろうけど、あいつに置き換えると 異常だとしか思えない行動になるんだよな。 ──だがそうなると、俺より先に動く奴がいるはずなんだ。そいつに当たってみるか。 俺は部屋に戻ると携帯を取り出し、電話をかける。相手は2コール程で電話に出てくれた。 『お、お兄さんどうしたんですか?』 「おう、あやせ。久しぶりだな」 『全く……特別に用事なんで無いはずですけど、い、一体なんのつもりです?』 電話の相手──あやせは、なんだかそわそわしたような口調で話してくる。 「具合でも悪いのか? なんか話し方が変な感じだぞ」 『違います! お、お兄さんが急にかけてくるからじゃないですか! 大体わたしの事は どうでもいい癖になんでこう言う時にかけてくるんだか……。何も無いならいきなりかけて こないでくださいこのバカァッ!』 いきなり声を荒げてくるあやせに罵倒される俺。さすがに心当たりなんてない……な。 「ちょっと待て!? なんでいきなり俺が怒られるんだ。意味が分からんぞ」 『……なんでもないです。で、一体何の用事ですか?』 俺はそれを言おうとしてただけなんですけどね……。思わずため息をつく。 あやせが落ち着いたようなので、俺は本題を切りだした。 「お前、桐乃に彼氏が出来たとか……そう言うの聞いてないか?」 『はあ!? 桐乃に彼氏ですって? そんなのいたらブチ殺します!』 いや待てブチ殺したいのは俺の方だ。……って事はあやせは知らないって事か。 「じゃ、お前は桐乃から何も聞いてないんだな?」 『……わたしの知っている限りでは、学校でもモデルの仕事でもその様な相手はいません。 この前にも言ったでしょう? 桐乃に近づくような輩がいれば……』 「ちょ、タンマ! 分かった分かった。つまりお前は聞いてないんだな」 あやせの返答にほっとする。親友が知らないってんなら、一体……。 「俺が聞きたかったのはそれだけだ、急に済まなかったな」 『お兄さん、相変わらずなんですね……少し寂しいけど、安心しました』 あやせの声が途中から、とても優しい感じに変わったのを感じる。 「まあ、俺はバカ兄貴だからな。んじゃ切るわ。急にかけて悪かった」 電話を切った俺は再び違う相手に電話をかける。今度の相手は──4コール目で ようやく出てくれた。 『私は忙しいのよ、用事が無いならかけてこないで頂戴』──ブチ。って切りやがった! 俺は再び同じ電話番号にかける。今度は1コール目で相手が電話に出て来る。 「いきなり切る奴がいるか! つか用事があるから電話してるんじゃねえか」 電話の向こうからは深いため息が聞こえて来る。ため息付きたいのは俺の方なんですけどね! ……最近の俺って知らない所で悪い噂でも立ってんのか? 『……いま忙しい所なのよ、つまらない用件でかけてこられると非常に迷惑だわ』 電話の相手──黒猫は本当に鬱陶しそうにしている。どうも間が悪かったらしい。 「いや……何も言ってねえのにそこまで言われる俺って何なんだ?」 『で、何の用かしら? 私の儀式を邪魔してまでかけてくるとなると──どうせあの女の 絡みなんでしょうけどね』 何の儀式だおい! またムンクの叫びみてーな絵を見せて俺をどん底に突き落とそうとか、 人面猫ならぬ人面テーブル並べてる絵とか見せられるとさすがに怖いぞ。──だけど相変わらず こいつの読みは鋭いんだな。俺は電話の向こうにいる黒猫の──相変わらずしょうがないわね、 と言う表情で話している姿を思い浮かべてしまう。 「まあそんな所だ。──で、聞きたいんだが、桐乃にその……か、彼氏っていうか男がいるとか 聞いてないよな?」 即答してくるかと思いきや、黒猫は暫く黙ったままだった。予想外の反応に沈黙する俺。 『……彼、と呼べる存在があの女にいるかどうかなんて、あなたの方が詳しい筈じゃないかしら』 「まあ、そう思っているんだけどな」 一応の想定内の答えに満足する。だがさっきの沈黙は何なんだよ。 『ただ……そうね。本当の事が知りたいなら直接聞けば早いのではなくて? なぜあなたはそうしないの?』 「……それは」 分かっている問いかけに上手く返す言葉が浮かばない。……いや、分かってはいるんだ。 ただ、その答えを聞いた俺が正気でいられるか── 答えに詰まっていると、電話の向こうから深いため息が聞こえた。 『いい事を教えてあげるわ。夜の帳が下りて獣たちが寝静まったら、あの女を訪ねてみなさい。 そうすれば、あなたが望む答えが見つかるかもしれないわ』 「言い回しが良く分からんのだが……深夜に桐乃の所へ行けって事か?」 『それ以上は私から言うべきではないの……あのような恐ろしい存在など、 口に出すのもはばかられるわ!』 いきなり口調を荒げて来る黒猫にぎょっとする。だが、手がかりらしい物は見つかったか。 「儀式の邪魔して悪かったよ。それじゃ切るわ」 『ふふふふ……。この儀式が完成すれば新しい呪いが……』 「それはいらねえから!」 俺は黒猫の言葉をさえぎり電話を切る。……夜か。可能性としては、チャットで 話してるとかその辺だろうな。電話だとあいつの声って壁越しに聞こえるからなあ。 その時、階下から誰かが階段を上がって来る音が聞こえた。桐乃、帰って来たのかな。 今日は用事があるとかで朝からいなかったんだよな……。 部屋のドアを開けると、桐乃が自分の部屋に向かう途中だった。 「桐乃。その……お帰り」 「……ただいま」 ぶっきらぼうではあるが返事を返してくる。最近は必ず返事を返してくれるようにはなったんだよな。 それに関しては素直に嬉しいと思っている。 こちらに振り返った桐乃は、じっと俺を見つめている。──さて、どう切りだすべきか。 「桐乃?」 「……何?」 「んー、いや、特別何って訳じゃないんだけどな。その……お前って、最近エロゲーとかやってんの?」 直球だと怪しまれるだろうと考え、当たり障りの無い質問をかけてみる。すると桐乃は少し 慌てたような表情になる。 「ま、まあ、たまにやってるよ。新作とか出てるしやんないと。最近、積みゲー多いしさ」 「お前が積みゲーって珍しいな。数日もありゃコンプしてたってのによ」 桐乃の答えに少し戸惑う。今までの桐乃なら、発売直後に必ず即コンプしてたからな。 「あたしだって別にエロゲーばっかやってるワケじゃないっての。勉強とか、仕事の事とか 色々あるじゃん。だ、だからたまたまなだけ!」 「……そっか。まあそういう事もあるよな」 ……やっぱり何か隠してやがる。俺は桐乃の態度と答えからそう推察する。 ──何て言っても特別じゃないけどな。桐乃は隠し事を隠せないタイプなんだよ。 「用事はそれだけ?」 「ああ。急に呼び止めて悪かったな」 桐乃は何かほっとした様な顔になる。──分かりやすい奴だよなあ。だけど俺の心配が 余計大きくなっちまったのは確実だがな。 部屋に戻りドアを閉めるまで、桐乃はずっと俺を見ていた様だった。ドアを占める間際に ちらりと横目でみると、桐乃がその場に立っているのが見えたからだ。 俺にそこまでして隠さなきゃいけない事なんて……やっぱりいるって事……なのか。 ──それも今晩分かるだろうけど、な □ 携帯が震える音で俺は目を覚ました。アラームだと桐乃に気付かれるので、わざと音は消してある。 俺はゆっくりドアを開けると、足音をたてないように廊下を歩く。 ──本当の事は知りたい。だが、もし桐乃が本気で好きな相手だと言い張ったなら、 俺はどうすればいいんだ……。 桐乃の部屋の前に来た俺は、ドアノブを掴む。が、それを回す勇気が出ない。 本当の事を知ってしまったら、きっと俺は相手の男を全力で否定するだろう。 そして桐乃が何と言っても絶対に別れさせようとするだろう。俺はどうやら妹を──桐乃を 本気で好きになっちまっていたらしい。そんな事はダメだと自分に何度言い聞かせても、 全く効果が無いんだからな。なら、俺のすべきことはただ1つ──いつも通り全力でぶつかるしかねえ。 覚悟を決めた俺は、ゆっくりとドアノブを回し、なるべく音を立てないようにドアを開けた。 桐乃は、と言うとドアが開いた事に気づいていないようだ。ヘッドフォンを付けながらパソコンの 画面を眺めているのが見える。画面はこちらからは見えないが、その表情は──俺が見たことが 無いくらい幸せそうに見える。 ──畜生! 当たってほしくねえけど……あの画面の向こうにいるのがそう、なのか。 俺は桐乃に気付かれないように、桐乃の背後に回る形でゆっくりと近づいていく。 桐乃はまだ気づいていない。俺はそっと画面を覗き込み──言葉を失った。 画面に映っていたのはチャット画面でも彼氏でも無く──俺の写真だった。 ちょっと待てちょっと待てちょっと待て考えろ考えるんだ高坂京介……! 画面に映っているのは紛れもなく俺だ。このヘタレ具合と言い死んだような目といい ──自分で言ってて悲しくなってくるな……。軽く凹む俺。 その時、背後の気配に気づいた桐乃が振り向く。その顔は今までの幸せそうな表情から一転し、 驚愕を貼りつけていた。 「な、な……な、なん……で、あんたがいる、の」 驚きのあまり桐乃は上手く言葉が出ない様だ。 「なんでって言うか……」 俺も上手く言葉が返せない。しかし、俺の写真で何やってたんだ……? 「これはその! ち、違うから! あたしは何もやって無いってば!?」 桐乃はあたふたと手足をバタつかせる。勢いでパソコンに繋がれていたヘッドフォンのケーブルが 外れてしまった。 『桐乃、お前がいないと死んでしまうかもしれない……』 ちょ……おま、これは……。 『俺は桐乃を……妹を愛してるんだ!』 やめてえ!? 俺のライフはもうマイナスよ! 「つか桐乃! お前何やってたんだ! これってずっと前のアレ……だよな。しかも写真も俺だし、 一体何が何だか分からんぞ──いや、じゃなくて、その」 上手い言葉が頭に浮かんでこない。現状が余りにも予想外過ぎてなんだよ……。 「……ま、まさかあんたに見られるなんて思わなかった……」 桐乃は顔をうつむかせてモジモジしている。 ……ま、まさか。その彼氏ってのは……。 「お前……夜にその、何やってたんだ?」 桐乃は深呼吸すると、俺の目をじっと見つめてきた。 「その……最近、モデルの仕事とか忙しいし、あんたも勉強とかあるじゃん。お互い忙しくて一緒に なんかする事も無いから……えっと、その……前に取ってた写真とかであんたの事思い出してたんだ」 「俺の……事?」 少し恥ずかしそうにうなずく桐乃。 「この言葉言ってくれた頃って、お互いあんまり良い感情無かったじゃん? それでも、 あんたはあたしを助けてくれて、それがあたしには凄くうれしくって……だから、その言葉を聞くと 元気になれんだよね」 「……うん」 「でも、言葉だけじゃなんか雰囲気ないから──あんたの写真取り込んで、その……言葉と一緒に 聞いてたんだ。そうすると……えっと……もっと元気がでるから!」 一気にまくし立てていく桐乃の顔は、さらに真っ赤になっていく。 「そっか……じゃ、俺の勘違いだったんだ、な」 桐乃から答えを聞いた俺は、急に腰が抜けて座りこんでしまう。 ──へっ、やっぱり彼氏なんていなかったんじゃねえか。 「あ、あんた! 大丈夫?」 「ああ……すまねえ、ちょっと腰が抜けて動けねえ」 実際の展開は別として、一番危惧していた事が杞憂で終わった事に心から安堵する。 「というかさ、なんでいきなりあたしの部屋に忍び込んできたワケ? その……変なことするつもりだったんじゃないでしょうね?」 「ちげーよ! 夕方にお袋が『桐乃に彼氏ができたみたい』なんて言いだしやがるから、 俺は心配してだな。誰に聞いてもそれらしい相手を知らないって言うから……直接聞きに来たんだよ」 俺の答えに桐乃は、少し考えるしぐさを見せ──目を大きく見開く。 「あたしが彼氏作るワケ無いって何回も言ってんじゃん! 大体あたしにとって彼氏に成りえる相手なんて……」 だよな。それは俺がバカだったとしか言えない。勘違いだけで慌てふためいてあちこちに 電話するわ、揚句に妹の部屋に忍び込むなんて、兄貴のする事じゃねえ。 ……つか、マジで穴があったらはいりてえ……。 「あ……あんたしかいないって……の」 「……へ?」 ふと耳に届いた言葉で桐乃に向き直る。桐乃は俺をさっきからずっと見つめたままだった。 「あたしの彼氏になっていい相手は、あんただけだつってんの!」 「……おう」 思いがけず間抜けな答えを返してしまう。な……ちょっと待て。それって──。 「……俺だったら彼氏にしてくれんのか?」 「へ……? ん、まあ……そう」 今度は桐乃が間抜けな返事を返してくる。そっか……そう言う事かよ。 「じゃ、付き合うか」 「へ……っ!? あ、あんたマジで言ってんの? ……冗談じゃ、無いよ……ね?」 事も無げに言う俺。答えに焦っていた桐乃だが、その表情は徐々に真剣なものになっていく。 「俺が彼氏になれば、その……エロゲー心おきなくやれるじゃねえか。夜中に隠れてまで そんな事しなくても、俺がいてやれば問題ねえだろ?」 「……ま、まあそうなるかもね! あんたがあたしをずっと見てれば問題ないんだし」 急に普段の調子を取り戻し、減らず口を叩きだす。それでこそ普段の桐乃なんだよな。 昔は聞いただけでイラついてたってのによ──最近じゃこれを聞かないと不安になっちまう。 「じゃ、じゃあさ。ちょっとだけ……横向いてくんない?」 そう言われて俺は顔を横に向ける。なんだよ……まさか、頬にあれしてくれるってのか? その態勢のまま暫く待つ──が、何の変化もない。特に服を着替えてる訳でもない。 ──もちろん脱いでる気配もないけどな! 「……いいよ、こっち向いて」 一体何だったんだ……などと考えつつ桐乃の方に顔を戻す── 「──っんな!?」 桐乃へ向き直った瞬間──俺の唇に何かが触れ──桐乃の顔が離れていく。 「……特別な記念日だから。京介があたしの彼氏になってくれた──その記念。 絶対忘れたらイヤだかんね」 ──そんな笑顔されたら忘れようにも忘れられねえよ。 とびっきりの笑顔でほほ笑む桐乃を見ながら──俺は心からうなずいた。 -------------
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846 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/12(金) 05 41 13.92 ID Hx1+g0+m0 [2/3] SS『加奈子の禁煙生活~桐乃の嫌煙~』 今日もマジつかれたぁー つぅかぁ?ガッコーの授業ってマジつまんなくね? どいつもこいつもぉ、加奈子の知らねー言葉ばっか使いやがってよぉ? すーがくの『そうじ』ってあんだよ!?教室をそうじすんのかよ!? ・・・あー、マジだりー・・・ 今は学校からちょっと離れた公園だしよ?こんくらい、いいよなぁ? ポケットから小さな箱を取り出す。 中から一本取り出して、口の中に――― 「加奈子っ!!!」 「わっ!?・・・あんだよ、桐乃じゃねーか?」 まったく、驚かせんなよなー。あやせのヤツかとおもったじゃねーかよ。 それにしても、なんでそんな怒った顔してんだよ? 「加奈子。タバコはダメって言われたでしょ!?」 「タ、タバコじゃねーぜぇ?」 「ホント?じゃあ、今、手に持ってるの見せてくれる?」 「いーけどよぉ、べつにぃ?」 桐乃に一本手渡してやる。 つーか、そんな持ち方だとよぉ 「うわっ、何これ・・・溶けて・・・チョコ?」 「シガレットチョコだっつーの! つぅかぁ、あやせから聞いてんだろぉ?加奈子が禁煙成功したってよぉ?」 「う、うん。そ、そうだったんだけど、わざわざ公園に入って、細長い棒を取り出すんだもん」 桐乃のヤツも心配性すぎるぜぇ。 言っとくけど、アレ以来、一度も吸ってねーかんな? 「そ、それにさっ?加奈子、なんかコソコソしてたじゃん? 何か悪いことしてるのかなって、不安になったんだもん」 「あーーー。これって買い食いじゃねーか」 「そう、なるのかな?」 「桐乃はあんま気にしねーけどよぉ、あやせのヤツに見つかったら、こんなことまで文句いわれんだぜぇ?」 「そうなんだ、さすがにちょっと大変だよね?」 ほんと、その通りだぜぇ? あやせのヤツ、加奈子のぉ『生活習慣がわるいー』だの、 『ピシッとした態度をするっ!』だのぉ・・・てめーは加奈子のお袋かってんだよぉ 「とにかくっ、本当に、絶対に吸ってないんだよね?」 「そうだってば。ったくよぉ・・・加奈子も信用ねぇよなぁ?」 「ゴ、ゴメンね?でも、あやせにも、加奈子がちゃんとしてるか調べて、 もしちゃんとしてなかったら報告してって言われてるから」 「いや、そいつはマジ勘弁・・・」 あやせのヤツぅ、いくらなんでもひどくねェ? 加奈子だって人間だっつーの! ぷらいばしー?・・・だってあんじゃねーかっ! 「良かった、とりあえずちゃんとしてるみたいで。 でも、加奈子もほんと、気をつけてね? 事務所に所属してると大人の人に混じるから、 つい、大人の人に憧れて、マネをしちゃう子も多いからね?」 「へいへい、わかってるっつーの! 加奈子ぉ、あやせのヤツよりはしっかりしてるしぃ」 「そ、そう・・・かな?」 そうに決まってんじゃん? 加奈子ぉ、あやせみてーに突然キレたりしねーしぃ? ・・・ってか、そういやぁ 「そういやさぁ、桐乃ってばタバコとか吸いたいとおもったコトねーのかよぉ?」 「ないよ?」 瞬殺かよぉ? いつもみてーな自爆もねーし、本当に全く吸いたいとか思ってねーんだよなぁ・・・ 「やっぱぁ、桐乃やあやせが普通で、加奈子がおかしいってかぁ?やってらんねーぜぇ」 「そ、そうじゃないって。あ、あたしはタバコとか、絶対に好きにならない理由もあるし」 理由って、タバコが嫌いな理由なんてあるのかよ? なんかおもしれー。聞いてみっかぁ。 「へぇー?どんな理由だってばよぉ?」 「えっ!?そっ、それはっ!?」 「それはぁ?」 ぷくく・・・マジおっかしーっ! なんでこんなんで焦ってんだよ、桐乃のヤツぅ。 「た、タバコ吸ってると、お腹の中の・・・あ、赤ちゃんが、 死んじゃったり、奇形になったりするんだよ!」 「・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・」 い、いま、なんつった?コイツ? お、お腹の中の赤ちゃん? 「き、桐乃ぉ?い、いま、妊娠・・・してんのかよぉ?」 「そ、そんなわけないって!まだ妊娠なんかしてないって!」 い、いつもの自爆・・・きやがったぜぇ? 『まだ』・・・だよなぁ? 彼氏彼女とか、付き合うとかってレベルじゃねーぜぇ!? 「桐乃ってば、赤ちゃんが欲しいのかよぉ?」 「っ!!!」 「ま、マジかよぉ?」 「ちっ、違うって!ま、まだ兄貴の赤ちゃん育てられないって!」 「あ、兄貴の子供ぉ?」 「だからっ!まだ兄貴と結婚もしてないしっ!」 ・・・・・・うへぇ 「とにかく、あたしはタバコとか興味ないからっ!」 「わ、わかったっての」 「そ、それじゃ、加奈子。こっ、これからもちゃんと禁煙、がんばって、つ、続けてねっ」 それで誤魔化したつもりかよぉ? 話を打ち切りてーの、バレバレじゃねーかよぉ。 ま、まァ、これ以上つっつくと、やヴぁいモン出てきそうだしなぁ・・・ 「うぃっす・・・テキトーにがんばるわぁ」 「じゃ、じゃあ、あたしっ、帰るからっ!」 「んじゃ、またなー」 「うん、ま、またね」 で、桐乃のヤツは帰っちまったけどよぉ・・・ 最愛の兄貴の元へってかぁ?・・・・・・うへぇ それにしたってよぉ・・・ 桐乃のヤツ、前々から加奈子たちの前で兄貴のことばっか話してたけどよぉ? まっさかぁ、『兄貴の子供欲しい』だぁ? ブラコンってレベルじゃねーしぃ・・・ でも、いいネタできたぜぇ? 桐乃と兄貴のラブラブ新婚生活ってかぁ? くひひっ。ぜってーSSにしてやんからなー! 「加奈子?何が『桐乃と兄貴のラブラブ新婚生活』なのかな?」 「ひっ!?」 あ、あ、あ、あやせぇぇぇ!? なっ、なんでここにいんだよぉ? 「ねぇ、加奈子。お話。聞かせて?桐乃とお兄さんがどうしたのかな♪」 「はっ、話すからっ」 だ、だからその包丁っ! 「きっ、桐乃がっ、兄貴のっ、こっ、子供っ、ほ、ほしっ―――」 「うん、わかった。そんなに震えなくて大丈夫だよ、加奈子。 教えてくれてありがとうね♪」 ごっ、ごえ゛え゛よ゛ぉ・・・ 「それじゃあ、わたしはお兄さんと、『お話』してくるからね?」 「わ、わがっだ・・・」 ・・・桐乃ぉ? 兄婚への道には、恐ろしい障害が待ち受けていそうだぜぇ? 「それと、加奈子?」 「な、なんだよ」 「もし、約束、守れてなかったら、加奈子とも『お話』するからね♪」 「う、うぃ・・・」 「返事は?」 「はっ、はいっ!」 見ろよぉ、これがいつも清楚ぶってる、あやせのヤツの本性だぜぇ? てめーらも、こいつみてーな変な女にはひっかかんじゃねーぞぉ? おかげで加奈子も、もう、ぜってータバコ吸えねぇよなぁ・・・ まっ、桐乃とも約束してるしよぉ、 最近は、桐乃と兄貴のカンケーってやつを想像してるだけでたのしーからぁ もう、タバコが無くたってダイジョーブかなって気もすんだよな! End. ※タバコをネタにしたので念のため。 タバコは20歳から。喫煙は心筋梗塞、肺・口腔・喉頭・食道・胃がん、脳卒中、肺気腫、動脈硬化、糖尿病、脳梗塞、 歯周病、慢性気管支炎、高血圧、狭心症、免疫機能低下etcを非喫煙者の数倍~数十倍引き起こしやすくなります。 -------------
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『高坂桐乃☆ファンブログ♪』 ※桐,京,御 微エロ注意 「京介くん、たっ、大変だよっ!」 至極平穏な休日。 そうであったはずの日をブチ壊しやがったのは、御鏡のヤローだった。 何故か俺に親近感を抱いてる風のこのイケメン様は、 何故か、どういうわけか、ちょくちょく俺の家まで遊びに来る習性を持っている。 大事な事だから2回も言ったわけだが、正直俺には不思議でならない。 この若さでトップデザイナーなんてリア充様は、本当なら即座に追い出してやりたい所なんだが、 毎回ピンポイントに追い出しにくい状況できやがるってわけだ。 前回は、まあ、桐乃の事だったし・・・ 今回も、血相を変えて俺の家まで来るってことは、何か相当に不味い事態なんだろ? 「で、何が大変なんだよ?」 「京介くんっ!落ち着いて、落ち着いて聞いて欲しいんだけどね!」 「まず、おまえが落ち着け」 「ス、ストーカーだよっ!」 ・・・ストーカー・・・ねぇ・・・ あいつ、懲りてねぇなぁ? 「とにかく落ち着けよ。沙也佳ちゃん、山から抜け出したのか?」 「さ、沙也佳ちゃん?・・・ああ、筧さんのことっ!?そっ、そうじゃなくって!」 「ああ、あれか?今度こそ本当に埋葬されて、掘り返すの手伝って欲しいとかか?」 「だっ、だからっ!新垣さんじゃなくて、桐乃さんにストーカーが―――」 「早く言えっ!つか、説明しろっ!犯人は誰だ!? さっさとブチ殺しに行くからそいつの所に連れていけっ!!!」 「き、京介くんっ・・・く、苦しい・・・」 ハッとして、御鏡の胸ぐらをつかんでいた手を離す。 「すまん、御鏡」 御鏡は、はぁはぁと息を整えて、俺の方に向き直る。 「こちらこそ、ごめん。京介くんの桐乃さんへの愛を低く見積もりすぎていたよ。 京介くんに伝えるなら、もっと穏便に伝えるべきだったね」 御鏡は怒った風もなく、さらりと言ってのける。 発言が皮肉ではなく、本気でそう思ってそうなのが残念すぎるエロゲ脳だ。 「それはともかく、一体誰だ、桐乃のストーカーってのは!」 「ま、まあ、ちょっと待ってくれるかな。順を追って説明したいんだ」 「・・・・・・・・・分かった」 不満はあるが仕方ない。 それに良く落ち着いて考えれば今日は桐乃は部屋でエロゲーのプレイ中だ。 『あに☆ラブ』コンプに12時間かかる事を考えれば、十分な時間の余裕がある。 「昨日、浩平くんと会う機会があってね、お互いのネットサーフィン事情について話してたんだ」 ・・・どこかで聞いたような話だな・・・・・・・・・っ! 「今から赤城のヤローを殺しに行く。止めるなよ、御鏡」 「ま、待ってよ、京介くん!キミは何か勘違いしてるよっ!」 「あのヤローが検索した単語・・・ゼッタイに許すワケにはいかねぇ・・・」 「だ、だから違うんだって!浩平くんが検索したのは、『高坂京介、エロ画像』だから!」 「やっぱりそうなんだな、高坂き・・・京介!?俺かよっ!?」 瞬間、背筋に冷たいものが走り、全身の鳥肌が立つ。 や、やっぱ、あのヤロー、別の意味で殺した方がよくね? 「あっ、そうそう。浩平くんが弁解してたよ。 『瀬菜ちゃんの絵を見るために必死で検索してた』って」 「いや、どっちにしろキモイぞ」 「そうかな?妹さんの事を必死になって調べようとする兄なんて、とても素晴らしいと思わないかい?」 「おもわねーよ」 「さっきの京介くんなんて、もっと素晴らしかったじゃないか」 ・・・まあ、何にしてもだ。 「続きは?」 「そうだったね。結局、その検索で引っかかったのがこのサイトだよ」 そう言って、御鏡はタブレットに表示されたブログを見せてくる。 素早く覗き込む俺。 最悪の想像は外れ、盗撮画像投稿系のサイトなどではなかったんだが――― なんでそんな物を知ってるのかについては・・・聞くな。 ともかく、そうではなかったんだが――― 『わたしの愛しい天使―――高坂桐乃☆ファンブログ♪』 「・・・・・・・・・」 「き、京介くん!?ぼ、僕には京介くんから立ち上る炎が見えるよっ!?」 自分でも激怒しているのが分かる。 ちげーよ。桐乃は俺のもんだっつーの! そもそもなんだ!?この『ラブリーマイエンジェル』を逐語訳したようなセンスのねえサイト名は! 「で、内容は?ブログの内容はどんなのなんだ?」 御鏡は手際よく記事をスライドさせる。 すると、いくつかの写真が公開されていた。 主に桐乃の登下校の様子やモデル仕事の撮影風景などで、加奈子や宮本さん(?)なんかも端に写っている。 記事タイトルは『今日の桐乃』とか『桐乃のスカート可愛い。同じの買っちゃおうかな♪』とか 『冬服カッコいい♪』とか、そんな感じ。 ブログのプロフィール欄には『あやか』という名前と『桐乃みたいなモデルを目指してます』という記述がある。 どうやらモデル仲間で桐乃ファンである『あやか』たんという女の子が――― いや、だまされねーぞ! 何しろ、あの時とは違う。今度は桐乃だ。 きっと『あやか』なんて名乗ったネカマ野郎がっ!!! 「ほら、写真の目線がやっぱりおかしいよね。これは明らかに盗撮だね」 大体な?桐乃が、大勢の人間に見られるってだけでも不愉快なのによ、桐乃に許可もとらず撮影だとぉ? 桐乃はおまえらのものじゃねえっての!!! 「ただ、結構近い所から撮っているのも多いんだよね」 ・・・つーか、桐乃が俺だけのものになればいいんじゃね? そしたら、こんな不愉快な気持ちも味わわなくていいしよ? 「宮本さんに来栖さん、それに多分新垣さんもいるだろうし、 盗撮があったなら気が付いても良さそうなんだけど―――」 「よしっ!決めた!」 「京介くん?突然気合を入れて、一体どうしたっていうんだい?」 「御鏡、おまえは全力をもってストーカー野郎を捕まえてくれ」 「ああ。もちろんそのつもりだよ。ただ、男って決まったわけじゃ―――」 「任せたっ!俺は桐乃の方をなんとかするっ!」 「えっ、どういうこと?ね、ねえ、京介くんっ?京介くんっ!」 わけの分からない事を言う御鏡を尻目に、俺は桐乃の部屋に向かう。 エロゲーを中断させるのは忍びないが、まあ、仕方ない。 もう、後戻りなんて、出来ないんだ。 (ちゅっ・・・) 朦朧としていた頭の中がはっきりと冴え渡る。 今、俺の唇に触れたのは・・・ 「えへへ。おはよ、京介」 真っ赤な顔をした、妹妻が隣に居た。 密着してるので首から下は見えないが、それでも服を着ていないことはわかる。 「ちょっ、あ、あんたっ・・・っ!」 真っ赤な顔が、さらに真っ赤になり、まるで茹でダコ状態だ。 だが仕方ねーだろ?朝のリヴァイアサンってのはこんなもんだ。 それに、こんなに魅力的な妹と触れ合ってるんだからな。 「桐乃」 ベッドから逃げ出そうとする桐乃を、有無を言わさず抱きしめる。 そのまま、今日一日の為のじゅーでんを行ってやる。 「京介っ!・・・んっ・・・」 (ブーッ・・・ブーッ・・・) 折角の良い雰囲気をブチ壊しやがったのは、枕元に置いてあった俺の携帯。 桐乃の恨めしそうな表情が胸に突き刺さるが、御鏡からの連絡は早めに見たほうがいいだろう。 桐乃をなだめる様にキスを続けながら、送られてきたメールを確認する。 From:御鏡 光輝 件名: 本文:ストーカーの小隊がわかった はんにんはあらg End.
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755 名前:もしもあやせが桐乃スレにSSを投下したら【SS】[sage] 投稿日:2011/02/22(火) 01 47 23.10 ID hPAkLwPAO [2/6] 愛ある限り戦います【SS】 「な、何をするつもりなの。やめてよアンタ!」 あたしの目の前に、兄貴の皮を被った野獣が欲望を向きだしにして立っている。 「桐乃、もう我慢できないぞ。お前をクンカクンカしてやるー」 ちょうど家にはお父さんもお母さんもいない。 このままじゃ、あたしは兄貴にとんでもないことをされちゃうかも…… 「そこまでです。この変態!」 バタンとドアが開いて、あたしの無二の親友、あやかが飛び込んできた。 あやかはあたしとケダモノの前に割り込む。 「桐乃、もう大丈夫だからね。桐乃は、わたしが守る!」 あやかの格好よさに、あたしは痺れそうだった。まるでメルルみたい! あやかは両手を広げてあいつに向かって叫ぶ。 「とうとう本性をあらわしましたね、この悪魔!」 「フッ、あやか。お前も俺にセクハラされたいのか。 なら桐乃の前にラブリーマイエンジェルあやかたんを俺の毒牙に…」 「黙りなさいこのセクハラ野郎!!」 あやかはあいつの顔面にパンチを浴びせた。 凄い、凄い。あやか強すぎるよ。 しかし、変態性欲に支配されたあいつは、痛みをもろともせずにあやかに再び迫ってくる。 「流石は俺のラブリーマイエンジェル。 しかし、それくらいで俺がくたばると思ったら大間違いだぜ」 顔面を腫れさせながら、それでもあいつは減らず口をたたいている。 「まだ戯れ事を言うつもりですか、ならばこれで死ねェェェェェェェェェェーー!!!」 あやかは渾身のハイキックをあいつに炸裂させた。 メテオインパクト並の衝撃があたしの部屋を揺るがす。 あいつはぶざまにひっくり返って、のびてしまった。 これで大丈夫……と思ったとたん、あたしは力が抜けてその場に座り込んでしまった。 急に涙が出てくる。 「あやか、助けてくれてありがとう。あたし、とっても怖かったの」 あたしはあやかに抱き着くと、そのまま泣きじゃくってしまった。 そんなあたしを、あやかは優しく抱きしめてくれた。 「あのね、桐乃。わたしが強くなれたのは、桐乃のおかげなの。 だってわたしは、ずっと、ずっと桐乃のことが好きだったから……」 「あたしも! あたしも、あやかのことが好き、大好き!」 ついに本心を言ってしまった。偽りのないあたしの気持ち。 あたしは、あやかのことが大好きなの。 「あやか、あたしの恋人になってくれる?」 「もちろんだよ、桐乃。あたしも、桐乃のこと愛してるから……」 ついにあたしはあやかと両思いになれた。 これからは、いつもいつまでも一緒だよ、あやか…… ※※※ 「これでよし、と。えへっ」 あやせは満足げに書き込みボタンを押す。 「それにしても、桐乃スレはとても居心地がいいですね。 まあ、桐乃とお兄さんを住民の皆さんがことさらイチャイチャさせてるのは、 わたしにとっては、正直不本意ではありますけど…… でも、変態野郎どもが好き勝手に妄想を披露してるわたしのスレとは大違いです、ほんと。 皆さんも、桐乃をもっともっと愛してあげてくださいね♪」 -------------
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819 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/06/16(木) 23 47 00.39 ID aR/Jr1S/0 今の京介は『妹ゲー』についてどのような感想を抱いてるのでしょうか・・・ そして、梅雨前線に乗っかって、電波が降ってきます。。。 『桐乃の大冒険』 ある日桐乃が 起きてくると 大好きな兄貴が 起きてきた 朝ごはんに パンが一杯余ってるだろ お願いパンを つかおうぜ ぱん つかおうぜ ぱんつかおうぜ ぱんつ かおうぜ しかし桐乃は 料理が苦手 麻奈実と比べても 負けてしまう 料理に 自信のない 桐乃ちゃん パンはいつも つきてしまう ぱん つきちゃった ぱんつきちゃった ぱんつ きちゃった やがて佳乃がやってきた なんでぜんぶつかうのと おおさわぎ しかたが ないから 作りなさいよ パンつくってと 佳乃さん ぱん つくって ぱんつくって ぱんつ くって それを聞いた 京介は 結果を予想して おののいた おまえ パン作った事 ないだろう? ほんとにパンを つくるんか ぱん つくんか ぱんつくんか ぱんつ くんか 御存じ 桐乃の大冒険 これから先はどうなるか またの機会をごひいきに それでは皆さんさようなら -------------